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ハッピーバースデー~6年前のこと


9月23日、午前1時・・・なかなか寝付くことができなかった。
そういえば6年前もずっと起きていたな・・・
そんなことをボンヤリと思い出していた。
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2001年9月21日(金)
夜9時頃、出血。もしかしておしるし?
その後も少しずつ出血は続き、お腹も張り続ける。
この日夫は出張中で、ひとり不安な夜を過ごす。
(この頃は夫と二人暮らしだった)

2001年9月22日(土)
夫が朝一の新幹線で帰ってきてくれた。
午前中に産婦人科に連れて行ってもらう。

そこでなんと前置胎盤であることが発覚。
ふ、不安・・・。
NST(分娩監視装置)をやったが陣痛の波は20分間隔。
でもまだ産まれることはないだろうということで帰宅。

午後3時頃から10分間隔でお腹が張り続ける。
とりあえず夕食をすませ、片付けなどする。
お腹の張りは続いている。
産婦人科に電話すると入院準備をして来院ようにと指示があった。
午後10時頃、部屋に入り、夫は帰宅した。
そして一人だけの眠れない長い夜が始まった。

2001年9月23日(日)タイの生まれた日
夜中じゅう、陣痛の痛み。
子宮の下がドーン、ドーンと響くような
経験したことのない激しい痛み。
腰が割れるような感覚、下半身がもぎ取られるような痛み。

夜中の3時頃、NSTと診察。
胎児の頭が下がってきていて子宮口が2cm開いているとのこと。
陣痛の波は8分くらい。
それってどうなの? よくわからず痛みと戦い続ける。
産婦人科の廊下や部屋を行ったり来たり。
立ったままベッドの手すりにしがみついて痛みと戦う。

朝・・・雲一つないさわやかな秋晴れ。(だったらしい)

9時頃、NST。そして陣痛促進剤。
激しい痛み。
しかし、さらに時間をおいて陣痛促進剤2錠追加(ーー

お昼頃、NST。
それを見て陣痛の波がくると、
胎児の心拍が下がっているのではと夫が気づく。

昼過ぎ。とうとう分娩室へ。
やはり陣痛の波に合わせて息むと胎児の心拍が下がる。
それを緩和するために酸素マスクをして注射も打つ。
しかし状態は変わらなかった。

廊下で待機していた夫が分娩室に呼ばれる。

「帝王切開になります。」

先生から手術の説明を受け、
手術の同意書にサインをする。

お腹の赤ちゃんが危険?!

「なんでもいいから、赤ちゃんを助けて!!!
 早く、早く切ってくれぇ~~~~。」

私は心の中で叫んでいた。

帝王切開に決まったので、陣痛を抑えるための注射を打つが
それでも激しく襲ってくる陣痛。
お腹の赤ちゃん。大丈夫なの、大丈夫なの。
早く、早く。

しかしこの日は日曜日(祝日)。
先生と当直の看護士さんの二人しかいなかったために
お休み中の看護士さんたちに緊急出動がかかった。
それを聞いて「せっかくの休みなのに申し訳ない。」などと考えていた。

そして看護士さんたちが揃い、手術の準備が整った。

まずは麻酔。背中を丸めて注射される。
でも元々麻酔の効きにくい体質の私。大丈夫なのか。
陣痛促進剤飲んでいるし・・・繰り返される陣痛の大波。
痛い、痛い、痛い、
痛~~~~い。
麻酔は効いているの。どうなの。
でも早く切って。赤ちゃんを助けて。

それから切開までの経緯はさだかではないが
いざメスをいれられると

「◆◎△※?■!@!!」

ものすごい痛みが走った。
え、麻酔効いていないの?
陣痛の痛みと腹を切られる痛み。
そのダブルの痛みに思わず大声で叫んでしまった。

私があまりにも痛がるので途中全身麻酔に切り替えられた。
意識は少しずつ遠のいていった。

午後3時30分頃、眠っていた私は起こされ

「産まれましたよ。男の子ですよ。」

看護士さんから赤ちゃんの誕生を知らされる。
遠くから赤ちゃんの泣き声が聞こえる。

ああ、無事に産まれてくれたんだ・・・。

その後、胎盤をとりだして縫合している間
麻酔がきれたのか、私はずっと痛い痛いと叫び続けていた。
その頃、夫は産まれたばかりの赤ちゃんを撮影していたのだが
そのビデオに私の絶叫がはっきりと残っていた(苦笑

あまりにも痛がる(うるさい)ので再び眠らされる・・・・。

気付いた時は病室のベッドの上だった。

私は赤ちゃんが誕生したその瞬間を知らない。
なんだか、さみしい、悲しい・・・。
でも無事に産まれてくれた。

それから間もなく産まれたばかりの我が子に初めて対面した。
生後1時間ほどなのに目をパッチリと開けていた。
その姿を見ると胸がいっぱいになって涙が溢れ出た。

ありがとう、ありがとう。
ichimai.jpg

↑生後30分のタイ



後で聞くと、タイの首には何重にも臍帯が巻き付いており
出てこようとするたびに、首が締め付けられて心音が低下していたらしい。
陣痛の度に苦しい思いをさせてしまった。
もしあのまま陣痛が続いていたら・・・(そんなわけないが)
そのことを思うと怖くなった。

あらためて無事に産まれてきてくれたタイに感謝。
そして先生と休日にも関わらず集まってくれた
看護士さんたちに感謝の気持ちでいっぱいだった。


こんな大騒ぎの中、産まれてきてくれたタイ。
今じゃすっかり大きくなって。

おめでとう、6歳。
ありがとう、6年。

今年の9月23日は6年前の9月23日と同じ日曜日。
そしてあの日と同じように雲一つない青空が広がっていた。



※手術をしてくれた先生はこの時73歳でした。
 前日も夜中に執刀していたそうです・・・。
 おじいちゃん先生・・・すご過ぎ(^^;



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コメント

タイくん、6歳のお誕生日おめでとうございます!!
ああもうホント、出産はドラマですねえ~。・゚・(ノ∀`)・゚・。
へその緒が巻き付いてたなんて危ないところでしたね。
全身麻酔で生まれるところが見られなかったのが
寂しいっていう気持ち、分かる気がします。
でも本当に無事に生まれてきてくれてよかった!!
これからもますます元気に成長していきますように♪
---------- みみ. URL│09/27. 10:47 [ 編集 ] -----

遅くなったけど、お誕生日おめでとう!^^
そうか~我家と同じ感じで、帝王切開だったのね!
腰椎麻酔効かなかったんだ!!もっと早く全身麻酔にしてくれって
感じだよね・・。
生まれた時の声は聞けなかったけど、
無事に生まれてきてくれたら、いいよね!^^
うん、よかったよかった!

私はちなみに、最初から全身麻酔だったよ~!(兄ちゃんの時ね)
もちろん、産声聞いてないよ!^^
---------- じゅんぽー. URL│09/27. 11:49 [ 編集 ] -----

タイくん6歳おめでとうございます!
出産大変だったんですね。
なんだかじわっときてしまいました。
毎年子供の誕生日のたびに
いろんなことを思い出して、無事に大きくなってくれたことに
感謝するんですよね。
普段はついつい怒鳴ったりしちゃうけど(笑)
花さんも母親になってから6歳おめでとう~!!
---------- メグ. URL│09/28. 01:32 [ 編集 ] -----

読んでて涙ぐんじゃいました…
タイくんお誕生日おめでとう
---------- kokomaki. URL│09/28. 02:11 [ 編集 ] -----

お誕生日おめでとうございます!!
帝王切開、ほんとに大変だったんですね。
無事に出産できてよかったです。
毎年誕生日を迎えるたびに、元気に育ってくれてよかったなーって思います。
これからも元気に育って欲しいですね♪
---------- さんご. URL│09/28. 11:05 [ 編集 ] -----

●みみさん。
ありがとうございます~~。
6年前の9月はいろいろあってドキドキでしたよねえ。
出産・・・ドラマですね(^^;
みみさんの壮絶な出産秘話(?)はホント凄すぎます。
でもお互いに無事に出産できてよかったですね。
そんなことも知らずに子供たちはすくすくと成長していきます。
これからの成長も楽しみですね。
---------- 花. URL│09/28. 12:03 [ 編集 ] -----

●じゅんぽーさん。
ありがとうございます~~。
兄ちゃんの時も同じ状態だったんですか?
陣痛の苦しみと手術の痛み・・・ダブルパンチですよね(苦笑
私の場合、麻酔が効きにくい体質の上
陣痛促進剤を飲みまくりだったから、そうなのかなと・・・。
この時は看護士さんたちが本当に天使に見えました。
きっとじゅんぽーさんもいろんな場面に遭遇しているのでしょうね。

全身麻酔・・・産声聞けなくて寂しいけどあの痛みのことを考えると
絶対全身麻酔のほうがいい!
実は二人目の時も腰椎麻酔だったんでずっと痛かったです(泣
もう腹切りたくありません~~。
---------- 花. URL│09/28. 12:08 [ 編集 ] -----

●メグさん。
ありがとうございます~~。
結構大変でした。まさか手術になるとは思っていなかったし(^^:

うん。誕生日のたびにいろいろ思い出しますよね。
そのたびに産まれてきてくれたことと
すくすくと成長してくれていることに感謝、感謝です。
でも毎日怒鳴ってばかり・・・同じです~~(笑
たまにはそれもリセットしなくちゃね。
誕生日のたびに私の元に産まれてきてくれた我が子のためにも
もっと大人の母にならなくちゃと思うけどなかなかねえ~~(苦笑
---------- 花. URL│09/28. 12:17 [ 編集 ] -----

●kokomakiさん。
ありがとうございます~~。
6年前のことなんだけど自分が忘れないためにも書いちゃいました。
あらためて文字にすると感謝の気持ちがわき上がってきます。
小さな命・・・もっと大切にしなくちゃね。
下の子の出産の時より印象的な出産でした、かなり(苦笑
---------- 花. URL│09/28. 12:20 [ 編集 ] -----

●さんごさん。
ありがとうございます~~。
心音がさがっていると知った時は、本当に怖かったです。
陣痛がくるたびに何度も何度も
苦しい思いをさせてしまっていたんだなあと・・・。
でもその子も元気(すぎるくらい)に成長してくれています(^^
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもすくすくと成長してほしいですね。
---------- 花. URL│09/28. 12:24 [ 編集 ] -----

ご無沙汰しておりました。
すごい、壮絶な出産経験ですね。
母子共にご無事で何よりでした。
花さんとは比べ物になりませんが
私も若干手間がかかって生まれてきたので
つくづく現代にお産してよかったと思います。

もしかして生まれた時間もトモと近いかも・・・
うちは23日の13:22に生まれたんですよ。
---------- なほ. URL│09/29. 06:09 [ 編集 ] -----

●なほさん。
本当にそうですね。
NSTがなければ胎児の心音の状態なんてわかりませんものね。
どこまでも普通分娩で頑張っていたかもしれません。
そうなると・・・とても怖いです。
つくづく現代のお産でよかったと思います。

産まれた時間は15:01です。
お昼頃に分娩室に入ったのですが手術まで時間がかかりました。
すんなり出ていてくれると同じ時間頃だったかもしれません(^^
23日はほぼ毎年いいお天気です。
今年も青空でした。なほさんのところはいかがですか。
---------- 花. URL│09/30. 23:16 [ 編集 ] -----
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